千代田区麹町の歯科医院 土屋歯科クリニック &works 院長・土屋賢司の情報・医院情報をご紹介

院長・土屋賢司を知る方にインタビュー T's forum

T'sフォーラム

Vol.8
歯学博士
西山 英史

Vol.7
歯科技工士
犬飼 徹

Vol.6
歯科衛生士
土屋 和子

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矯正担当 歯科医師
伝法 昌広

Vol.4
歯科医師
内山 徹哉

Vol.3
歯科医師
構 義徳

Vol.2
歯科麻酔医師
田村 洋平

Vol.1
歯科医師
塙 真樹子

Vol.1
歯科医師
塙 真樹子

症例の素晴らしさと受けた衝撃は今でも忘れません。

ー先生からみて院長・土屋賢司とはどのような人物でしょうか?

:うーん.....ひと言で言いますと、究極に憎めない上司ですね(笑)。
実は土屋先生と初めてお会いしたファーストインプレッションと今、医院で感じている感覚とはまったく異なりまして、私が初めてお会いしたのがまだ大学にて歯学の勉強をしている時でした。
先生とは出身大学が一緒で、医院以外でも先輩・後輩なのですが、私が在学時に土屋先生が大学に講演にいらしたのです。
その講演、実はドクターしか参加出来ない講演ではあったのですが、たまたまというか運良く在校生である私も講演をお聞きするチャンスを得まして、参加させて頂きました。
その時に見せて頂いた症例の素晴らしさと受けた衝撃は今でも忘れません。

当時は学生だったので当たり前なのですが、私が見ていた症例というものは教科書に掲載されているものなどがほとんどでした。
教科書や資料等にて確認できる症例写真などは、病気を煩っている写真がほとんどでした。
綺麗になった事で喜ばれている患者さんのスマイル写真や本当に美しい補綴物が入っている症例など、その時に審美的な症例を見てショックというか、衝撃的でした。
人物的な印象は怖そうというか.....神経質そうな.....当然なのですが、「お偉い先生的」な印象を持ってました。

その後、実際に先生の元で勤める機会を頂き現在に至りますが、医院に勤め始めたと当初に感じた印象は「怖い・神経質」でなく、凄く「フランクで気さくな先生」でびっくりしました!
もちろん優しいだけでなく、治療に関しては本当に厳しい面も持っておられます。
何かミスをした時などは、ものすごくお叱りをうけますが、逆にその5分後には何事も無かった様に気さくに接して頂けます。

上下関係を保とうとするのではなくて、あくまで一人の人間としてみて接してくれる、歯科医師としてだけなく、人間として成長をさせて頂ける方であり、医院だと感じてます。
あと保守的である事にはすごくお叱りをうけます。逆に先程の赤字になっても…の話ではないですけど、チャレンジすることが自身の為になるのであれば、何も言わず背中を押してくれる存在です。

ー塙先生のお話をお聞きしていると先生の人間性を確認できると共に、歯科医院とは一人一人の技術力、そして人間力で成り立つものだと感じますね。

:そうですね、良い治療を提供するには何よりも医院内の意思疎通がしっかりしていなくてはいけません。
医院が掲げるチームアプローチというのは、患者さんの為である前に、まずは私達が互いに尊敬し合うチームとして成り立たなくてはなりませんからね。

ー最後に塙先生が今後目指して行く道などお聞かせ頂けますか?

:今、根管治療(歯の根の治療)コースにも参加し、更に治療技術と知識を高めております。このコースは本当に大変でした(笑)。
1年間・365日、診療のちょっとした合間や診療が終わって、帰宅後も英語論文に目を通していない日はなかったですし、頭から離れることはなく何度も夢でうなされていた位です!。
治療技術に関しても、術前術後のレントゲンを穴があくほど色々な角度から観察をしたり、コントラストを調整したり、眼を細めてみたり.....目を細めてもあまり意味はないですけど(笑)。

ただ根管治療を生物学的に矛盾のない、しっかりとしたコンセプトを持ち、確実に行う必要性があると本当に痛感しました。やはり日本の歯科治療は、保険治療がベースとなっている部分も非常に多く、それはとてもいいことなのですが、その分保険治療をまじめに行うと赤字になる歯科分野もあります。それが例えば、根管治療になります。
そうすると、どうしても処置時間や器具・材料・治療の正確さに費用や労力を注ぎこめず、アメリカや欧米と比較して、さらには近隣のアジア諸国に比較しても、日本の根管治療は格段にレベルが低いのは、まぎれもない事実であります。このような悪循環は望ましくないですね。

ただ私は、この事実を非常に残念に思うのです。日本人は「ものづくり」をさせたらピカイチですし、日本人がとても器用で、丁寧であることは言うまでもないと思うんですね。
実際に補綴処置(被せもの)や審美技術に関しては、院長のように世界の歯科医師からも認められたりしています。しかし、根管治療の分野に関して日本は海外の歯科から見ると、とても低い評価なのです。

私の最終的な夢は日本の根管治療のレベルを上げ、できるだけ根管治療で歯を保存していくことです。そしてそれが、土屋歯科クリニック &worksの患者さんに貢献できるように日々努力をし、学問に対して貪欲に勉強していきたいと思っています。

インタビュー・撮影:グラフレンジ 小澤 誠